不動産、建築に係る制度は毎年のように変わっています。

「既存住宅状況調査」もその一つで、数年前に法改正で追加されたものです。

国道交通省が、既存受託の売買におけるトラブルが多いため、専門の資格を持った人の調査をしてもらい、

その内容を売買契約前に説明、理解してもらってから契約を行いなさい。

という規定です。

この検査でわかることは簡単にいうと

雨漏れの有無と建物の傾きです。

この検査を行っても税制上の優遇などがあるわけではありません。ご注意ください。

売買におけるトラブルを防止するための検査です。

購入の判断基準を買う方に伝えるためのものです。

もちろん、契約前に行うのでこれを確認た後に契約を止めてもいいわけです。

ただし、この調査の結果で契約しない。と言えます。

中古受託を購入希望の方は担当する不動産業者に確認してみてください。