十勝管内での不動産価格の傾向はこのような傾向だつ感じています。

大前提:十勝のベースとなるのは「農業生産地」であり、簡単には土地を市街地化しにくい(国策でもあります)

 

なかなか宅地が増やすことができない

けど、建物を建てたい人が多い

少ない数の土地(宅地)に対する需要が殺到する

宅地価格が高くなる(値上がり)

土地価格が上昇するだけでなく、建築に関する価格も上昇

ほとんどの方は「住宅ローン」を使うが、審査基準が厳しくなっているので融資が承認されにくい

なので、少しでも安い予算にせざるを得ないので、地価の安い郡部の土地を選ぶ

それでも新築を選ぶと予算が上がるので中古住宅も視野に入ってくる

それが比較的安い郡部の中古住宅にも波及している

といったことがあると思います。

土地の価格だけだと、建設する会社の選び方が違ってくると思いますが、全てのコストが上がってきたのですべての価格が上がっているのが現状だと思います。

まとめると、

1.土地価格の上昇

2.建物に関する材料と法的規制の厳格化

3.融資審査の厳格化による借入額が出づらい

4.中古住宅も上昇

といった感じでしょうか。

このままでは一般の方がどんな形であれ、持ち家を持つことが難しくなってしまうと思います。

中長期的にみると、少子高齢化と人口減少は避けられない事実ですので、いつかは下がることかもしれませんが。

それが何時になるかは予測がつきにくいと覆います。