ある地域で古屋のある土地を預かった時の事例です。

ある建築会社さんからのご紹介でしたが、建物は古く、再利用は難しい状態でした。

建築会社さん的には解体工事をした方が商売になるので、早く壊すべきですよね。としきりにアドバイスをしていました。

役場に行って、調査をすると実は壊さずにこのまま売ってから、買った方の名義にしてから壊した方が全体の費用が減ることがわかりました。

建物を建て替える場合の特例が使えるので、

売主さん:このまま売れるので、解体費用の負担が無くなる

買主さん:建て替えで申請すると、開発申請、工事が不要この工事は解体するより高額

ということが明確になり、双方とも費用負担が減りうまく契約出来、感謝されました。

手順が複雑だったのですが無事、建物工事ができました。

このように誰かの意見だけでなく、単純に使用できる、できないでなくどうやったらよりお金がかからないかを知ることはサボってはいけないとも思います。

どこでも、いつでもうまく行くとは限りませんが、様々な視点で考えて調べて結論を出すようにしたいですね。