とある方からお話をいただきました。

「私個人も打ってほしい。とお願いしに行ったが息子さんに無碍なく断られた。何とか打ってもらいたいがどうか?」

でしたが、条件は特に無く、所有者の希望に沿って考え、まとめてもらえればよい。とのお話しでした。

早速、土地の所有者の方に会いに行くと、

「私自身は相手もよく知っているし売ってもいいと思っているが、息子が反対している。虫子が賛成したら売っていいよ。」

と言われました。息子さんとお話ししたいとお願いしたところ、

「今、離れたところにいる。毎月帰ってくるが、仕事の都合でいつになるか分からない。帰ってくる日が決まったら教えるので、その時来て欲しい。」との事でした。

数週間待って電話があり、帰ってくる日は決まったが、たぶん夜遅くになるがいいか?」

もちろん、何時でもいいと伝え、その日、その時間を迎えました。

指定された時間に伺い、息子さんと面談&交渉です。考えたより長時間、深夜まで及び何とか話がまとまりました。

購入希望者に翌日、交渉の結果を伝えると、厳しい条件なのに喜んでいただき、売買契約が決まりました。

入り色ありましたが長時間の説得が功を奏したことができました。

成功要因は、何が何でも欲しい、という購入希望者さんの気持ちに尽きるのではないでしょうか。

それを深夜に及んだ交渉という形で相手に伝わったのは幸いでした。

このようなお客様の希望を叶える交渉は必要と感じました。